苗の生育がそこそこだった「ミヤタマモチ」は収量、品質的には例年と同等くらいでしたが、苗の生育が芳しくなかった「たまひめもち」は品質こそ例年通りでしたが収量の方はかなり良くなかったです。
やはり改めて育苗の大切さが身に染みた結果となりました。育苗時の高温やその他にも色々な要因もありますが、育苗時に多忙でちゃんと苗を観察できなかったこと、また種もみの撒き過ぎなど私自身の問題もありそうです来年は健全な苗を植えれるように注意して頑張っていきたいと思います。
また田植え後の二週間にわたる長雨も大きく影響したと思います。分けつもイマイチのまま弱弱しい稲に成長してしまいました・・・。出穂してからの天候が良かっただけにもう少し株数があったら収量も上がっていたと思います。天候だけはどうしようもないので割り切るしかないのですが、天候が悪くても耐えれるような土づくりや苗作りを目指さないといけないと痛感しました。
悲しい話、収量が少なかった&天候が良かったおかげ(台風や豪雨被害なし)で稲自体は倒伏することなく順調に稲刈りは終わることが出来ました。もうすっかり秋といった感じでバックにはきれいに咲きほこったコスモスが咲いています。高知はまだ日中は暖かい日が続き、冬が近づいているといった実感はまだないです自宅周辺の桜は何輪か咲いていることもあります。やはり温暖化による異常気象で色々なものの生態系が変わりつつあるのかもしれません。
米作りも年々大変になってきていると実感しています。10年前と同じような米作りではうまくいかないことばかりで一年一年が真剣勝負であり試行錯誤の毎年です。しかしこれも皆様においしいお米を届けるために頑張っていかなければいけないことだと思っています。また頑張ることによって自社の売り上げアップにもつながってくることなので頑張るしかないって感じです(笑)
新型コロナウイルスの感染状況もかなり小康状態になってきています。このままゼロに近い状況が続けばなとは思いますが、油断は大敵です。感染対策をしっかりしたうえでの生活行動を心がけていきたいなと思いますし、それらを守ったうえで色々なことが楽しめる毎日になればいいなと願います。しばらく行っていない旅行に行きたいなぁ〜と思いつつも、なかなかまとまった時間が取れずに悶々している今日この頃です・・・・・。
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