つい先日、鳥取県の田中農場さんの所へ稲刈りのお手伝いで出張していました。
田中農場さんは農業法人としてはかなり大きい会社で、わが社のような家族経営ではなく、従業員の数もかなりいます。鳥取県八頭町で多角的に農業を展開してます。化学肥料を使わず、農薬も極力使用せず、有機質肥料で土作りをし、稲だけではなく色んな作物を作られています。
加工品なども生産販売されていますので一度調べてみて損がないと思います。最近使いました、田中農場の白ねぎぽん酢は絶品です
鳥取では今が稲刈りの真っ最中。彼岸花と共に並んでいる稲はとても綺麗に見えます。
台風の影響も少なく、倒伏した稲などもあまり無かったので安心しました。
これは稲木に稲をかけて乾燥している写真です。
昔ながらの乾燥の仕方で、高温で一気に乾燥するやり方より品質を落とさないように乾燥できます。しかし勿論苦労は半端ないです・・。
バインダーという稲刈り機で歩きながら刈るのも大変、それをまとめて干すのも大変、稲木を作るのも大変、また乾燥後の脱穀がまた大変です。主に自家用のお米に稲木で干しているようです。
味的には、高温で一気に乾燥する乾燥機より良いものになると思います。その為の苦労ですね。
私が行った時は涼しい日(朝は寒い)だったので、高知の稲刈りとは全然比較にならないくらい汗をかかなかったです。同じ量の稲刈りを夏場の高知でしたら、シャツを四回は変えてますね
毎年お手伝いに行きますが、鳥取の風土や人情には癒されます。高知の男女は豪快で適当な人が多いですが(笑)、鳥取の人は温和で物静かな人が多く、ゆっくり過ごせます。年配の方は方言が凄いので、なかなか聞き取る事が難しいのですが、気持ちは伝わってきます。
食べ物も美味しいので、一度旅行に行かれてはどうでしょうか?最近は高速道路のほうも大体開通してきていますので行き易くなっていると思います。もう少ししたら蟹のシーズンですから楽しみも増えますね。
鳥取に行く前に広島の三次市という所で大学時代の友人とご飯を食べました。少し格調の高そうなお店に行ったのですが、ビックリする事に店の中にある池で、鮫が泳いでました。
私はとある本で知っていましたのでそこまで驚きませんでしたが、広島県の山岳部の人たちは、生でも鮫やエイをよく食べます。
この情報はその本で見た受け売りですが、普通の魚は3日くらいで腐りますが、鮫やエイは体内にアンモニアがたまりやすく、半月は腐らないようです。昔は交通機関が発達していなくて冷蔵庫なんかもありません。そのため、山岳部の人が生の魚を食べるには腐りにくい鮫やエイだったようです。
勿論今では色んな魚は獲ったその日に配達できる交通機関になっていますが、地元の人の鮫やエイに対する人気や思い入れは強いようです。
実際最初の突出しにはエイの煮こごりが出てきました。たくさんの人が持っているであろうイメージ、アンモニア臭は全く無く、身は思っていたより濃厚で美味しかったです。
そして鮫のお刺身も頂きました。向こうでは鮫の事を、ワニ、と呼ぶようです。だからメニューにはしっかりとワニ刺身と書かれていましたね。
お味は・・・。イケます。
どこの部位を食べてのかは分かりませんが、淡白であっさりしていて食べやすかったです。食感は鳥のささ身のような感じでしょうか。美味しく頂きました。
フライやソテーにもいけそうですね。残念ながらその店にはメニューが無かったです。皆さんも広島の山岳部に行かれるときには是非食してみてはいかがでしょうか??
プチ旅行的な出張でしたが、かなりの強行軍だったので正直疲れました・・。年々疲れが増す様な気がしていますが、持ち前のポジティブパワーで頑張ってます。
もち米の新米はもうしばらくかかりますのでお待ちくださいね。
そういや、三次市に行く途中の高速で一車線区間でゆっくり行く車がいました。私もトラックなのでスピードが出ないので別に良かったんですが、なにやら車内が忙しい・・。
よくよく見てみると、3分に一回くらいのペースで運転席の男と助手席の女がキスをしてるではないですか・・。
何回も何回も見せ付けられました
「着いてからやらんかい!!!危ないやんけ!!!!」 イライラとムラムラを抑えながら友人の待つ町へ向かいました
(笑)。
皆さん、飲酒運転、よそ見運転、接吻運転はしないよいうに心がけましょう。
これからも更新がんばります!
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posted by たっちゃん at 09:46
| 高知 ☁
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